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COLUMN

起立性調節障害の高校生|出席日数・進路・受験との向き合い方

高校生の起立性調節障害は、中学生から続いているケースと、高校進学後の環境変化で強く出るケースがあります。全日制高校では出席日数や単位が進級に直結するため、中学生のとき以上に「進路」の悩みが大きくなります。ここでは高校生ならではの課題と選択肢を整理します。

本ページは一般的な情報であり、診断・治療を目的としたものではありません。症状が続く場合は医療機関にご相談ください。
家で休養、保健室・別室登校、午後から登校、通常登校と段階を追って登校を戻していく階段状の図
登校は段階的に。体調に合わせて前の段階に戻ってもかまいません

高校生で特に問題になること

  • 1限に間に合わず遅刻・欠席が増える
  • 欠課時数が規定を超えると単位が取れず、留年のリスク
  • 部活・アルバイト・受験勉強との両立が難しい
  • 「もう高校生なのに」という周囲・自分自身のプレッシャー

学校との交渉のポイント

診断書と欠席理由の明確化

「病気による欠席で、学習意欲はある」ことを診断書と面談で学校に伝えます。調査書(内申)に病気療養の特記事項を書いてもらえないか相談するのも有効です。

時差登校・別室・補習

2限や午後からの登校を認めてもらう、欠課分を補習や課題で補える科目がないか確認する、体育の実技を見学・レポートに代替できないか相談する、といった調整が可能な学校もあります。

早めに進路の相談を

進級が難しそうなときは、担任・保護者・主治医で早めに話し合います。留年して同じ高校に在籍、転校、通信制・定時制への編入など、選択肢は一つではありません。

通信制・定時制という選択肢

通信制高校は、レポート提出とスクーリング(登校日)が中心で、体調に合わせて学習を進められます。定時制は1日の授業時間が短く、朝が苦手でも通いやすい形態です。「全日制をやめる」ことは進路を狭めることではなく、通信制から大学進学する人も多くいます。

大学受験との向き合い方

  • 午前中に体調が悪い場合、試験時間帯を考慮して受験方式(総合型選抜・共通テスト利用など)を選ぶ
  • 体調の波を前提に、長期の学習計画より「調子のいい時間に集中」する組み立てにする
  • 大学に病気の配慮申請(別室受験・時間延長など)ができる場合がある
  • 浪人・進学時期を1年ずらす選択も、体調回復を優先するなら十分あり

受験を経験した先輩の声は経験談ページでも紹介しています。

よくある質問(FAQ)

起立性調節障害で高校を留年しそうです。どうすればいいですか?

まず担任・保護者・主治医で現状を共有し、補習や課題で単位を補えないか、進級の条件を具体的に確認します。難しい場合は、留年・転校・通信制編入を比較検討します。早く動くほど選択肢が多く残ります。

通信制高校に移ると大学進学に不利ですか?

不利になるとは限りません。通信制でも大学受験対策コースがあり、総合型選抜や一般選抜で進学する人は多くいます。体調を整えて学習を継続できる環境を選ぶことのほうが、長期的にはプラスになります。

起立性調節障害は大人になっても続きますか?

高校生の多くは成長とともに改善しますが、一部は大人になっても症状が残ります。詳しくは大人の起立性調節障害のページをご覧ください。

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参考にした情報源

本ページは下記などの情報を参考に、経験者の視点で構成しています。症状や治療の判断は必ず医療機関にご相談ください。